Blue Monday


チャートを拡大したり、縮小したり、ロウソクの種類を変えたり、色を変えたり、まあとにかく遊んでいる。その間にも値は刻々と変化していて新しいロウソクが作られていく。私はそれをただ眺めるだけ。良い気なもんだ。
誰かがチャートのロウソクに一斉に火をつけて、それを本日誕生日の人の前に差し出したら、にっこりと微笑んで吹き消してくれるだろうか。想像したら酷くくだらない。たぶん憂鬱な月曜日のせいだ。

と思って確認すると実は火曜日だった。自分でもよくまともに社会生活が営めているもんだと感心する。世が世なら何かの間違いで死んでてもおかしくないくらいのうっかりさんだ。
クラブでブルーマンデイがかかると否応無しに体が反応して盛り上がっていたんだけれども、よくよく考えるとあれは人が死んだことを歌った曲だ。なにをそんなにオーディエンスは熱狂していたのだろう。無機質なドラムマシンのキックと、居るはずもないイアン・カーティスの顔が頭を過る。

累計何百万円負けたんだっけ。久しぶりに計算してみたら吐き気がした。でも普段はもうそんなこと無かったかの様に暮らしてる。喉元はとっくに過ぎて消化すらし終わって既に私の血肉になってるかもしれない。お金は欲しいけどそんなに無くても別に困らない。普通に稼ぐサラリーがあったらとりあえずその月は生きれる。そしてその次の月も同じ。ずっとずっと同じ。

深夜番組で巨漢の女装化が「あるていど稼いだけど別に幸せじゃない」的なことを仰ってた。マジかよそりゃ夢も希望もねーわと思いながらサンドイッチを口に運ぶ。遅めの夕食なんてもんじゃない。しかも朝飯の様なもの食ってるわと飲み込みながら気づくのだ。
めちゃくちゃ成功しても、稼いでも、満たされないのだろうか。正直私にはわからない。成功なんてした試しが無いから。でもきっとずっと、お金欲しいなーと思って生きてくんだろう。だからチャートなんて見てるわけで。

幸せってなんだろねー。

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